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K部長の株式情報局
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加藤の乱
2000年10月、森内閣を打倒しようと加藤紘一・山崎拓らが

自民党内部から起こしたクーデター? なのだが

いまTVでは「令和版加藤の乱」の話題で持ちきりだ

政治の世界の出来事と、一芸能会社における揉め事を

同列に扱うのはどうか、という気がしないでもないが

いずれにせよ思うのは、世論というのはいい加減なものだ、ということ

2000年当時、森内閣に対する世論は非常に厳しかった

そのような中、「YKK」と並び称されたのが、加藤紘一、山崎拓、小泉純一郎

の3人だ、この中の加藤紘一が政界再編をもくろんで反旗を翻そうとする

結果的にはこの動きは失敗に、このあと加藤紘一は政治的に失脚するが

とある重鎮に煽られてはしごを外されたのでは、という噂もある

結果的にその後、小泉首相が誕生、山崎拓は小泉内閣で幹事長に

小泉内閣は国民の高支持率を背景に、自民党の党勢回復を達成する



誰かが動けば、その周りの人間がそれを利用しようとする

そこには権力や金、さまざまな思惑がうごめいていることだろう

真ん中で動いている人間は、もしかしたら大儀を持っているのかもしれない

しかし、その周りで機会をうかがっている人間は、そのタイミングを逃さない

その人間を、その動きを利用して、自分の欲望を達成しようとする

そんなドロドロの内情を知ってか知らずか、世論はマスコミや週刊誌に

与えられた情報だけを頼りに、ある方向の「正解」を出していく

そう、「正義の味方」と「悪役」を決め付けるのだ

そうやって世論に認められた「正義の味方」は、その後の社会で

権力の中心に位置することが出来、この世の春を謳歌するわけだ

なんといっても、懸命な市民様の支持を得ているわけだからな


今回の加藤の乱は、どのような結末を迎えるのだろうか

いずれにせよ、断片的な情報で世論が揺り動かされているのをみると

いろいろな思惑が錯綜しているように思えてならない


そんなことに気付くこともなく、市民様たちは今日も井戸端会議だ

相場の世界もまったく一緒、わかるかな、わかんねぇだろうなぁ


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