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K部長の株式情報局
ここだけの株式情報・投資手法から四方山話まで
株式初級講座 『期待値を追う』①
株式投資というのは、そこそこのお金がかかります

ところが、株式投資の本質をわかっていない人は

「入れるお金は多くてもそんする金額は知れている」

と考えてしまいます、この考え方が、いちばん危ないのです

競馬やパチンコは使った金ぜんぶなくなる可能性があるけれど

株式投資はLCを決めておけば、投資金額の一部しか損しない

確かにその通りなのですが、果たしてそうでしょうか?

株式市場は常に、急落のリスクをはらんでいます

予期せぬ事態が起こって、相場全体が急落に襲われれば

どんな銘柄でも問答無用に売られてしまいます

そんなときには、LCをたとえ設定していても

そこを飛び越えて、売り気配のまま下げてしまうことも

もちろん、そんなことだけを考えて恐れていては

株式売買自体をすることはできなくなります

しかし、だからこぞ、『期待値』を考えなければなりません

期待値というのは、ある選択をしたときに

どれだけのリターンが得られるか、という数値のことです

こういうと、ある銘柄を売買したときの得られる収益の予想か

と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが

私たちはそういう考え方はしません、私たちが考えるのは

『売買全体、ポートフォリオ全体の期待値』

です、だからこそ、資金枠管理が最重要なと考えています

先の初級講座で、ひとつの銘柄に資金を突っ込むことは絶対にダメ

という内容を書きましたが、それもこの考え方に収束します

みなさんは、「どのような銘柄を売買すれば儲かるか」

ばかり考えると思うのですが、それは『期待値』とそれを支える『確率』

を考えると、「儲かる確率が低くなる」やり方そのものなのです

ちょっと長くなりましたので、今回の記事はここまでで

次の記事で、そういう売買がなぜ損なのかを、客観的に見ていくことにしましょう

072-294-6877

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